チュムリアップ・スオ。こんにちは!
本日はカンボジア情報に関する本をご紹介したいと思います。
カンボジアの情報を得るにはもちろんカンボジアに行くのが一番でしょう。しかし、2022年2月現在、いまだ海外渡航は難しい状況にあるようです。また、カンボジアという国に関しての理解を深めるなら、本などから得る知識もまた重要かと思います。
そこでカンボジアについて知るための本を三冊ご紹介しようと思います。
まず一冊目は、旅行ガイドとしておなじみのダイヤモンド社の『地球の歩き方 D22 アンコール・ワットとカンボジア 2020~2021年版』です。
旅行ガイドなので、カンボジアの有名観光地や地図は当然のことながら、カンボジアを楽しむための文化紹介もしてくれています。また、この本の後半部にカンボジアに旅行するためのガイドということでカンボジアの歴史や国内情勢、文化などの基礎教養も記載されています。
とても読みやすい一冊です。旅行にも役立つ、旅行にも行きたくなる、カンボジア情報も手に入るおすすめの一冊です。
次に紹介するのは明石書店から、『カンボジアを知るための62章』です。
こちらもカンボジアの文化や情勢を取り扱ったものですが、さらに踏み込んだ内容となっています。カンボジア語の成り立ち、カンボジア人の生活、カンボジアの歴史と現在の社会、習俗、芸術、神話、信仰の今昔など。
東京外国語大学大学院の上田広美准教授と岡田知子准教授の編著となっており、カンボジアについてもっと詳しくなりたい人におすすめです。
最後の一冊は『NyoNyum』(ニョニャム)です。<「この国」を伝える。カンボジア生活情報誌>をキャッチコピーにしている雑誌です。
NyoNyumはカンボジア語で「笑顔」の意味です。カンボジアと日本で隔月刊行されている雑誌で、カンボジアのフレッシュな生活情報を日本語で届けてくれます。
カンボジアの生活情報誌なので、カンボジアで営業しているお店の情報や、カンボジアでのニュースなどが基本です。しかし、カンボジアについての様々なコラムも掲載されており、カンボジア人やカンボジアで活躍する日本人の話など、カンボジアに興味があれば国外の私たちからも興味深い内容が満載です。
日本でカンボジアについて調べようとしても、他の国の情報と比べて、カンボジアの情報の数は少ないように見受けられます。なので、なかなかカンボジアについて知る機会が少なくなってしまうのではないかと思い、今回のご紹介をさせていただきました。皆様のカンボジアへの理解の一助になれば幸いです。
もちろん、当バイヨンもカンボジアと日本をつなぐ架け橋となれるようにさらに努めてまいります。