日本人はよく魚を食べますね。
マグロの刺身でちょっと一杯。焼いた塩鮭で朝ごはんもいいですね。
一年間で一人あたり23.4㎏の魚を食べているとのことです。
実は、カンボジア人も魚をたくさん食べているんです。
日本人とほぼ同じぐらい。年間で約25㎏の魚を食べています。
ちょっと違うのは、カンボジア人が食べる魚は、ほとんどが淡水魚。
カンボジアのまんなかあたりには大きな湖、トンレサップ湖があります。
また、東南アジアの各国を流れる大河メコン川のような川もあり、
たくさんの魚が獲れています。
特に、漁獲量の多い小魚などで調味料のプラホックをつくります。
プラホックは、塩味の効いた発酵した魚のペースト調味料。
カンボジア料理には欠かせない調味料です。
日本にも、鰹節、煮干し、魚醤などの調味料や塩辛などもありますね。
カンボジア料理が日本人の舌にあうのは、
魚好きという共通点があるからかもしれません。
当店の人気カンボジア魚料理は、魚のココナッツミルク煮の「アモック」(ライス付き)と魚スープかけそうめんの「ノンバンチョック」。
カンボジアの水辺の風景などを思いうかべながら味わってみると、さらにおいしくなるかもしれませんね。
※カンボジアの魚に関する情報やデータは、上田広美・岡田知子共著『カンボジアを知るための62章』を参考にさせていただいています。
日本の魚に関するデータは、農林水産省水産庁のHPを参考にしています。