ショウガ。日本の料理には、なくてはならないものですね。
カンボジア料理でもショウガはかかせない食材です。
ショウガはインドを中心とした熱帯アジアが原産。
日本には、ずいぶん昔の3世紀ごろにやってきたようです。古事記にもショウガに関する記述があるとのこと。もしかしたら、邪馬台国の女王卑弥呼も食べていたのかもしれませんね。
国内で生産が最も多いのは高知県。全国の出荷量の約4割を占めています。
1年中手軽に手に入りますが、新ショウガは6月頃から8月くらいまでが出まわり期。根ショウガは9月~10月に収穫、出荷されます。
寒い時期、体を温めてくれるというショウガ。
加熱や乾燥させると辛味成分であるジンゲオールの一部が、ショウガオールという成分になります。この成分が血行を良くして体を温めてくれます。代謝の促進にもなるのでダイエットしたい方にもオススメとのこと。
また、香り成分でもあるジンゲロールは免疫細胞である白血球を増やして免疫機能を活性化。さらに、殺菌作用や頭痛を抑える作用などさまざまなはたらきを持っています。
そんなショウガをたっぷり使ったバイヨンの「チャー・クニャイ」
鶏肉と野菜をビックリするほどたっぷりのショウガで炒めています。
ショウガの辛みでスパイシーな味付け。ビールにも白いご飯にもよく合いますよ。